稲荷神社の昔むかしからいる「きつねさん」の日常会話
さこん 拝殿に向かい左側の きつねさん(推定年齢10歳の男の子)
ここん 拝殿に向かい右側の きつねさん(推定年齢9歳の女の子)
見て、見て、あのご神木!!すごいね!!
見たけど、なにがすごいの?
どこ見てるのよ!ご神木の新緑を見てよ、すっごいでしょ!!
ホントだ!いっぱい新緑の葉っぱが出てきて、すごくきれいだ!
そうなのよ。なんか、うれしくなっちゃって、涙が出てきたわ。
去年の暮れに剪定工事をして、枝を切ったよね?
あの時、あんなに切っちゃって大丈夫かなと思ってたのよ。
ご神木の年齢も、500年を超えているからね。心配したよね。
なんかさ、自然の力の偉大さとか、神秘的な生命力を感じるわ。
ほかの木も、きれいに新緑の葉がついているよ。
春に桜が咲き、今は新緑をうけ、紅葉の節に時の流れを感じ取る・・・
どうしちゃったの?だいじょうぶ?
悪いものでも食べたの?
こういう気持ち、わからないの?鈍感なんだから。
わかってるよ。さあ、いっしょにお祈りしよう。